| 毒草名 |
オモト(万年青)、万年青(まんねんせい)、老母草(おもと) |
| 学 名 |
Rohdea japonica ROTH |
| 特 性 |
ユリ科 オモト属、常緑多年草 |
| 花 期 |
5〜7月 |
| 仲 間 |
マユハケオモト |
| 毒部位 |
全草、根 |
| 成 分 |
ロデイン(Rhodein)、ロデキシン(Rhodexin)、サポニン(Saponin) |
| 症 状 |
嘔吐、不整脈、痙攣、運動麻痺、呼吸異常、心臓麻痺 |

| 日本特有のポピュラーな観葉植物で古くから栽培されています。園芸店で普通に手に入りますね。愛好家も多く品種改良も盛んで200以上の種があるそうです。庭に植えると災難を防ぎ万年も家が栄えるといわれ、新築や引越しのお祝い事に使われています。 |

| 大きな株という意味の「大本(おおもと)」から「オモト」。葉が常に緑色をしているところから「万年青(まんねんせい)」と言われています。 |

萎れた実です。
-------- マユハケオモト --------

| 山野草展に行った時みつけたので写真を撮らせていただきました。 |
-------- 赤花マユハケオモト --------

まだ開き始めです。
-------- 獅子系オモト --------

獅子葉(ししば)といって葉先が裏側にカールしているもの。
-------- ムラサキオモト(Rhoeo discolor HANCE ) --------

| オモトの仲間ではなく、一属一種のツユクサ科ムラサキオモト属の植物。葉がオモトに似ていて、葉の裏が紫色のところからこの名前がつきました。紛らわしいですね。 |

≪MRMO≫
・薬効(外用):根茎[手足の腫れ、むくみ、ふけ]、葉[乳腺炎]
・大分県の御許山(おもとやま)が元祖といわれる。
・引越し万年青
・嘉永年間の熱狂では、幕府が売買禁止令を発令した。 |
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